サビ菅研修について

時事・制度等

先日、障がい者支援課より平成31年3月31日をもって、現行のサビ菅研修が終わるとの通達がきました。
障がい福祉サービスの事業を行う場合に、欠かせないのはサービス管理責任者という資格者の配置が必須ですが、新規で事業を行う場合に「みなし」としてサビ菅を配置でき、サビ菅研修の修了後に正式に配置ができていましたが、4月以降は研修を修了した者でないと配置ができなくなります。また現行のサビ菅も平成(新年号)35年までに更新の研修が必須とのことです。

一見、新規に指定申請についてサビ菅の人材確保により厳しくなる、更新の研修が大変そうにも感じ取れますが、ただ文面をよく見てみると、メリットもあります。
(主な改正予定内容)一部抜粋 
 ・サービス管理責任者研修の全分野及び児童発達支援管理責任者研修のカリキュラムを統一し、共通で 実施する。 
平成 30 年度までのサービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者研修の既受講者は、共通 カリキュラムの修了者とみなし全分野のサービスに従事可能になる
赤字の所が気になるところです。今まで同じサビ菅でも分野別になっていました。
生活介護事業所では、介護・生活地域(身体) 就労継続支援事業は(就労)児童発達管理責任者、そして私たちの共同生活援助は地域生活(知的、精神)の分野の受講が必要であり、それぞれ分野別に修了証が必要となっていましたが、上記の文面をみると、「カリキュラムを統一し、共通で実施」共通カリキュラムの修了者と「みなし」全分野のサービスに「従事可能」となると書かれています。

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勉強不足で、はっきりとした意見は述べられませんが、共同生活援助の現行のサビ菅は児発管や就労継続支援事業のサビ菅としても従事が出来るという認識でいいのでしょうか!?

受け皿が少ないと言われながら、新規参入は難しくなり、現在従事している方を重視して質を向上が狙いということではないかと感じ取れますが、一度、その職から離れてしまうと、復帰するまでに時間もかかり、本当に良い方向へ向かっているのかどうかは疑問であります。。皆様はどう思いますでしょうか?

制度を把握し学ぶことは大事ですが、やることはサービスを利用する方にとって、安心なサービスであること、自立・自律にむけて自分たちのコンセプトはブレないように信念をしっかりもっていることが大切なことだと信じて、これからも取り組みたいと思います。
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