リフレーミングとは?

時事・制度等

皆さん、こんばんは!新元号の令和となり、お祭り騒ぎでしたが、それもあっという間に5月も過ぎようとしていますね。「五月病」という言葉がありますが、体調の方は大丈夫でしょうか?休みが多かった分、やることも溜まってしまったという事もあるかと思いますが、無理をなさらずにやってくださいね

ところで皆さんは、「リフレーミング」という言葉をご存知でしょうか?ある物事を今とは違った角度で見ることでその意味を意図的に変化させることを言います。

例えば・・・
「あなたは、優柔不断な人だね」と言われたとします。言葉の角度を変えると「他人の意見を尊重する」「広い視野がある」というように捉えることができます。
サビ菅研修や福祉サービスの研修などでよく使われる例えでは「コップに水が半分しかない」➡「コップに水が半分もあるに言い換えることでポジティブに考えることができます。しかないということより「ある」「まだある」とでは、気持ちや思考的に余裕が持てるかと思います。特に日々時間に追われるのが仕事になりますが、書類の提出期日が迫って焦ってしまうと失敗をしてしまう、プレゼンで相手に伝わらなかったなど起きてしまうと、ストレスを抱えてしまいますし、落ち込んでしまいます。リフレーミングで言い換えることでもう1日しかない」よりも「まだ1日もある」という方が、落ち着いて仕事も捗るかと思います。また、人を追い詰めずに励ます時に有効です。

ほんの一部ですが、写真にてご紹介します。

スクリーンショット (37)

ネガティブな言葉をポジティブの言葉に変換する「ネガポ辞典」というのがあります。
スマホのアプリや書籍になっているので、ご興味がある方は調べてみてください。

ネガポ辞典図

このブログを見ていただいている中で、「自分には何もできない」と思っている方、これからまだまだ可能性があるということです
一度「型」や「土台」が出来てしまったら、整えていくか崩れないようにしていく、そこには人もついて来ているため、何か起こると迷惑をかけてしまうことあり、型にハマる動きをとりながら、自然と”守る”ことだけに捉われてしまい、ついつい防戦一方になってしまうことがありますが、何もないということは”自由に設定(設計)ができる”ということでポジティブに考えることができます

また1つの例としては、「家族」を持つことは人として幸せであるという話がありますが、本当にそうでしょうか??スポーツ選手やレーサーは独身の方が強く結果を残せて、家族が持つと迷惑をかけられないことにより怪我ができない、命が惜しくなり守りに入ってしまい引退というケースもあります。捉え方一つで変わってくるということです。

障がい者グループホームでは、自立を目指した支援を行っていますが、出来ないことは問題点として出来るようにするのか?出来ることをより伸ばしてあげるのか?でスタッフの対応に違いが生まれます。

個人的な話になりますが、弟が左利きであり、祖父が昔ビニール袋を被らせて右利きにしようとしていたことがありましたが、結果的はストレスを与えるだけで右利きになることは出来ませんでした。
私個人の意見ですが、後者の方で出来ることをより伸ばすことその人の強み(ストレングス)活かしていくことの方が大切ではないかと考えます。

介護の施設でも、「あの人、いつも徘徊している」「立たないでほしい」という利用者様がいらっしゃると思いますが、徘徊が出来るということは「足腰が強い」「機能低下していない」ということで日々のレクやリハビリに効果あるという証明であると思います。それは、介護職員としての賜物ではないでしょうか。

5533dac57211ccb78b378f2a92b59bfc_s

ケアカンファレンス、スタッフ会議などで、ついつい問題点や困り事から利用者様を見てしまうことがあると思います。確かに他の利用者様に迷惑をかける行為は改善や対策を打つ必要があると思いますが、あまり変化や効果がないことが続くと「こんなに頑張っているのに」「こんなに考えているのに」というような想いになり、スタッフ間で話し合いしても伝わらないことなど続いて、介護や支援の仕事でやりきれなさを感じて働き、疲弊しているということでしたら・・・

一息ついて「リフレーミング」で言い換えてみてはいかがでしょうか?「雨の日は憂鬱」なことばかりではなく「恵みの雨」ということがあるように、言い換えたり、捉え方を変えることで自信を持つことができたり、モチベーションがあがったり、気持ちが明るくなると思います

お問い合わせ
☎:0263-57-5174
採用情報

こちらの記事もどうぞ!
サービス管理責任者になるために